ごあいさつ

あいさつ

この田中工務店は、大正時代 初代・田中長八が新潟県は福島よりの安田村より、大工修行の年季を開けて北陸、北海道と大工道具一つを持ち渡り歩いて関東大震災を期に、住宅復興のため鎌倉に根付いたと聞いております。
その後住宅や、鎌倉という場所がらか寺社建築も手掛けている内に鎌倉市より入札参加をするように勧められ、現在の工務店に至っております。
特に寺社建築に特質している訳でもなく、住宅ばかりに専念した訳でもありません。鎌倉市の小中学校や公共施設も手掛けてまいりました。いわゆる特別得意な建物や工法がある訳ではなく、鉄筋コンクリート、鉄骨造等、その都度、より良い方法で建ててきただけなのです。仕事の大きい、小さいも関係ありません。施主の方々から依頼された建物や工作物を自社で設計・施工をするか、建築事務所の先生方や役所の技士の方々の思惑にかなう建物がイメージ通りにまた、それ以上に造れるかが大事なことと心得ています。日本建築と洋風建築の様式、また、それぞれの工法があります。その土地の風土、住まわれる方の習慣や好み、さらには法律によってさまざまな形と変化する現代の建物に対応するには、何でもこなせる技術と経験、そして柔軟な発想が必要なのです。あえて言うならば、施主の皆様を自社の型にはめこむハウスメーカーなどとは明らかに違います。
月並みですが、株式会社田中工務店は、ご依頼いただいた皆様に対して満足いただける仕事をと常に考えて事業を進めたいと思います。

株式会社 田中工務店
代表取締役 田中 重代